ラブラドール 4ヶ月5ヶ月〜行きたくない、歩きたくない場所を歩かせるトレーニング解説

 散歩をするようになると、愛犬が急に足を止めて、逆に引き返そうとしたり、歩かないように踏ん張ったりします。

ラブラドール  4ヶ月5ヶ月〜行きたくない、歩きたくない場所を歩かせるトレーニング解説

うちの ラブラドール にもこの現象はあり、車の音の近い道路や、高い橋の上、さらには特定の階段というものがありました。

実はこれはどうしても歩いてもらわないといけない通路でもあったので、私たちはどうにかして歩いてもらいたいと思っていました。

このように散歩をし始めた時は、愛犬が絶対に歩きたくない場所や道があったりするものです。

またそれまで歩いていたのに、突然急に歩けなくなったり、拒否したりということもあります。

このような時は、飼い主さんが抱っこして担いだりすることは子犬のうちや、体重が軽いうちは可能ですが、成犬の ラブラドール になるとそうはいかないものです。

このような歩きたくないという愛犬の感情や思考は、理由は何にせよ、恐怖心や不安で支配されていることがあります。 しかし、その恐怖や不安は、必ずしも正しいというものではないことがあるのです。

犬の脳には処理できる内容に限りがあり、人の脳のそれとは異なります。

嫌だと思っていたり、怖い、行きたくない、というのは、まだまだ体験不足な子犬特有の、一方的な思い込みであることもあるのです。

私たちもこのような状況を克服してもらう必要があったので、散歩の時は常に、すぐに与えられるご褒美を細くちぎったりして持ち歩くようにしました。

そして、ついに愛犬が拒絶する場所に行くと、まずはご褒美を与えながら、進んでいきます。

食べたいから愛犬はご褒美に釣られて歩きます。歩いて進んだら、進みながらご褒美を与えます。

例えば階段なら、ご褒美を食べ進めていると、気がつけば結構登っているのです。 そこで一度立ち止まって、そのままご褒美を与え続けます。

「うんうん、美味しい美味しい。」

きっと愛犬はこのように思っていることでしょう。

そして苦手な環境でご褒美を食べているうちに、「あれ?なんだ、何も怖くないじゃないか。」というこれまで抱いた感情とは全く逆の感情が生まれ始めす。

これを数回繰り返したら、私たちの愛犬は全ての苦手だった道や場所を、平気に歩いてくれるようになりました。

例えば犬を飼ったことのある知人に、「散歩コースはあの橋を渡ってから、次はあそこに向かって・・・」という話をすると、「なんて可愛そうなんだ!あんな高い橋を渡らせるなんて!」と勢いよく言われたことがあります。

しかし私たちの愛犬は、何も恐れることなく渡っていますし、すでに橋の上は安全であることを本人が知り尽くしています。

ご褒美を与えながら歩かせたら、それから立ち止まることは一度もありません。 これは飼い主さんとしても認識の違いだと思います。

ある飼い主さんからすれば、橋はとても危険で、犬は歩けない場所だという認識でしょう。

それはきっと、その人の愛犬が拒否し、それを飼い主さんも許していたからだと思います。 私たちは苦手なものはできる限り少ない方が、愛犬がどこでも落ち着いて歩けて、安心で安全だと思っているので、「橋の上も階段も危険な場所ではないよ。」ということを教えてあげたかったのです。

3ヶ月から5ヶ月くらいの間は、このような好き嫌いや、受け入れと拒絶がとても激しいことがあります。

動物が大丈夫だと思えるのは、恐怖感から解放される必要があり、そのためにはご褒美を与えたり、その場にいてもご褒美を食べさせてあげて、冷静な思考に戻ってもらうように、あえて促してあげる必要性があります。

「大丈夫大丈夫。」

「ね?なんでもないでしょ?」 .

「よく歩けてるね、はいご褒美ご褒美。」

というように、飼い主さんも冷静になって、愛犬をなだめながら、歩かせてあげたり、そこが全く大丈夫であることを繰り返し教えてあげることが重要です。

愛犬の感情を大切にしてあげることは、もちろん必要なことがあります。

しかしもしかしたら、それはただの思い込みで、感情的になっているだけかもしれないのです。

散歩に行く時は、ご褒美(一つを小さくして、何回も与えられる量にする)を必ず持って、苦手な局面や場所になったり、愛犬が何か急に拒否し始めたら、ご褒美を与えながら歩けるようにすると良いでしょう。

散歩は常にトレーニングであり、それによって愛犬の行動範囲を広げるお手伝いをしてあげることが大切です。

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