4、5ヶ月の ラブラドール の餌の与え方「ドライフードではなく、完全にふやかして与える」

 早くて4ヶ月からドライフードを与える、あるいは、慣れさせていくというご家庭が多くあると思います。

4、5ヶ月の ラブラドール の餌の与え方「ドライフードではなく、完全にふやかして与える」

私たちもドライフードに慣れさせていくように、努力してきました。 しかし、私たちは最終的に、ドライフードにはしませんでした。

その理由はというと、「犬の餌の与え方」にも詳細にご紹介し触れていますが、愛犬の消化不良と内臓にかかるストレスが大きいといのが決めてとなりました。

ここではドライやカリカリと呼ばれるドッグフードを水や、ぬるま湯などでしっかりと完全にふやかしてから与える方法をご紹介しています。

私たちはドライフードを与えていますが、 ラブラドール が食べているのはフカフカにふやかされた、柔らかいフードを食べているのです。

ドライフードにしないということは、ドライではなくウェットやモイストタイプにするということではありません。

確かにウェットやモイストのドッグフードには、良い利点もあります。 それは食事から十分な水分を摂取できることに加えて、非常に消化に良いという点です。

これはウェットタイプのドッグフードが、十分な水分を含んだ状態が最初からあって、水分が多いというのはつまり、消化に優しい、消化が早い、消化器官の負担が少ない、ということにつながるからです。

ただウェットタイプのフードは、非常にコストが高くなる傾向があり、私たちも実際に試しましたが、高くつきました。

しかしウェットタイプのフードは、犬が自然の中で食べているような肉類や、木の実や草花などに含有されている水分量に酷似しているので、蓋を開けるだけでそのまま食べさせる手軽さもあります。

しかしドライフードを水やぬるま湯でふやかすときは、かなりの時間がかかり、それを計算して愛犬のご飯の準備に取り掛からなくてはなりません。

その点においてウェットタイプのフードは、最適な状態で販売されていると言えるでしょう。

私たち人間も「おかゆ」を食べるときというのは、体調を崩して消化器官を休めたいときだったります。

また私たちの食生活そのものが、消化によい方法を選択していると言っても過言ではないでしょう。 お米、パン、麺類などはすべて、水を含ませさらに熱を加えて、デンプンを糖質に分解させてから食べています。

想像してみてください、例えばお米を炊かないで、食べ続けたらどうるか? ドライフードの水分量は、炊飯する前のお米よりもさらに数%低く、非常に乾いた状態にあります。

愛犬がこのような食べ物を食べる訳ですから、消化にかなりの負担をかけることは容易に想像できます。

ドッグフードが乾燥状態であるには、お米と同じような良い理由があります。 それは保存が長期間可能であることです。

お米を炊飯したお米は、そうでないお米に比べると圧倒的に消費期限が早まります。あるいはすぐに食べられる状態のパン(食パンや惣菜パン)などは、数日で食べることができなくなります。

ところがお米もパンに使用する小麦粉も、水を含ませない乾燥状態なら、数ヶ月は保存できるのです。

水分が多いと、それに細菌が繁殖し腐敗をさせてしまいます。つまり長期保存ができないので、すぐ食べられるけれどコストや商品単価は必然と高くなります。

長期間保存が可能になると基本的に、商品単価が下がることが多く、コスト面でのメリットがとても改善されるようになります。 だから、ドライフードはとても重宝するのだと思います。

しかし、水分が10%あるかないかのものを、そのままで食べさせるのは、上述したように、私たちがお米を炊かないで、米びつからばくばくと食べることに似ています。

さらに ラブラドール は食欲旺盛な傾向がある子が多く、フードはがっつくように食べ、早食いで、さらには丸飲みをすることが多くあります。

丸飲みした乾燥された食べ物は、胃の中でようやく水分吸収が行われます。 愛犬の体内水分を吸収しながら、胃の中に入ったドライフードは重さも大きさも2倍かそれ以上に膨らんでいきます。

これは同時に、 ラブラドール などの大型犬に多い胃捻転のリスクを、非常に高めてしまう要因にもなります。

この原理は、食べたドライフードが数時間後、飼い主さんも愛犬も気がつかないうちに、胃の中で相当な重さと大きさになっていて、例えばその時に激しい運動や、遊びなどをしたり、背中が痒くてゴロゴロしたりして、フードの重みで胃が捻転してしまうということです。

ドライフードが胃の中から完全になくなるまでは、おおよそ10時間かかると言われています。

朝のご飯を食べてから散歩に出かけたり、遊んだりするタイミングを10時間遅らせないと、胃捻転のリスクが高い状態を愛犬に強いることにつながります。

しかし、水やぬるま湯でしっかりとふやかしておくと、胃の中から完全になくなる時間は数時間と短縮でき、また胃の中でフードがそれ以上大きくなるということもほとんどありません。

水分を含んだ食べ物の消化され胃を通過する時間は、だいたい3から5時間だと言われています。

『自然治癒力を高めるドッグ・ホリスティックガイド―病気に負けない体づくり』という書籍にあるスウェーデンの研究結果では、ドライフードが胃を通過するまでは16時間かかるということが報告されているそうです。

つまり乾燥した食べ物を与えるということは、愛犬はかなりの長時間、消化活動をしており、挙げ句の果てにさらなるドライフードを食べて、また消化を開始することになるのです。

消化器官を休ませることなく、働き続けるのは、とても身体的なストレスを高めてしまうと言えます。

ドライフードをそのまま与えるか、水でふやかして与えるかという判断は、飼い主さんに委ねられています。 愛犬はこれを決めることはできず、生きるために何でも食べようとします。

ただ、下痢、嘔吐、毛並みと毛艶の変化、老化、そのほか体調不良が頻繁に見られるなら、獣医師さんに相談をし、愛犬の消化ストレスという観点で、フードの与え方を見直してみる必要があるかもしれません。

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