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ドッグフードの与え過ぎによる、主従関係のリスク!改善方法まで解説

ドッグフードの与え過ぎによる、主従関係のリスク

犬は食べ物で主従関係を変えやすいと言えるかもしれません。

 例えば、いつも餌を与え、散歩に行くお母さんよりも、何もしないお父さんのいうことをよく聞く、ということはよく耳にするし、私たちの家庭でもそれは起きていることです。

では何もやらなくていいのかというとそうではなく、餌やドッグフードを愛犬が満足になるように与えないことが重要だと言えるでしょう。

犬の満足はイコール、要求に応えてくれたということを意味していると言えます。 だから少し減らしてあげたり、また量を戻したりしてコントロールすることや、空腹感の中でご褒美を与えながらしつけをすることも効果的でしょう。

愛犬にとって自分の思い通りにはいかないことを愛犬に体験させてあげることは、飼い主さんや家族、周囲の人間との関わりにも、とても大切になってきます。

逆に、自分の思い通りに行くことが、主従関係を逆転させてしまうことを助長し、結果的に飼い主さんが求めていない問題行動が多くなっていきます。

自分の思い通りにはいかないこと、例えばお腹を満たすにも、飼い主さんとのルールを守ってからでないと食べ物を与えられないことを、体験的に教えてあげる必要があるのです。

つまり、あなたの要求にまず愛犬が応えてから、自分の要求や欲求が満たされるという順番を、根気よく教えていく必要があると言えます。

これはいつもお腹を満たしてあげたり、満足に行くまで食べさせ続けていると、難しくなっていく傾向があるでしょう。

しつけは飼い主さんと犬との付き合い方のルールであり、それを覚えてもらうことだと私たちは考えています。

フードや餌を利用することは、犬にとっても自分から言うことを聞こう(ルールを守ろう)と自発的に動きやすく、また効果が高いのでオススメだと言えます。

現在、餌やフードの回数は、私たちは1日あたり2回にしています。 これは年齢によって異なる部分があると言えるでしょう。

私たちの体験からいうと、この適正な回数は、飼い主さんが見極める必要がありますが、回数が多すぎたり、細かく小分けに与えることはしていません。

この基本的な理由というのも、主従関係を重視しているのと、トレーニングの際に空腹感があったほうが、彼らは覚えてくれやすいからというものです。

絶対的に1日2回が最適なわけでもなく、3回の飼い主さんもいらっしゃることでしょう。 私たちは2回以上増やそうという考えをむしろ持っていません。

愛犬には空腹感を感じてもらい、トレーニングを円滑にすることに加え、散歩や思いっきり運動するときにもこの空腹状態はとても重要だと思っています。

空腹の状態での散歩や、彼らが自由に走り回るようなフリーラン、また自転車などでダッシュをしたりなどは、胃捻転のリスクを下げてくれる効果があります。

通常、多くの飼い主さんはドライフードをそのまま与えていることが多いと思います。

ドライフードが完全に消化されるまでは、およそ9時間と言われており、その間は胃の中でまず体内の水分を吸収し、膨らむことから始まります。

ドライフードを実際に水でふやかしてみると、その大きさの変化や重さの変化がよくわかりますが、多くのドライフードは2倍は大きくなり、重さも2倍になることが多いでしょう。

こうなってから消化が始まり、食後数時間はお腹の中でドライフードがまだあるか、膨らんで重たくなっている状態であると言えます。

このようにドライフードは愛犬が空腹状態になるまで、多くの時間を費やし、それを知らないまま散歩や激しい運動、あるいは他のワンちゃん達と戯れるなどすることで、胃捻転をしてまうケースがあります。

朝の散歩やお昼の散歩、夕方の散歩など、飼い主さんはご自分のスケジュールによって散歩の時間帯を変えることもあります。

また季節によっても、散歩の時間が変わることもあります。 夏場は涼しい時間帯を選んだり、逆に冬場は暖かい時間を選んで散歩や運動をさせることが多いでしょう。

このように運動の時間を変更しても、餌の時間を変更する飼い主さんは比較的少ないように思えます。 つまり、タイミングによっては胃捻転のリスクが高いタイミングで運動をさせてしまうことがある、と言うことができるのです。

私たちも同じように、季節によって散歩の時間を変えるし、それは愛犬にとっても心地よいものです。 しかし空腹の状態でないと安心して運動をさせることができません。

そのため、空腹状態に早くなるように、フードや水が胃の中に残らないような工夫をしています。 それが、ドライフードを水で完全にふやかしてから与えることと、餌台(フードスタンド)を利用するという方法になるわけです。

そして私たちにとって1日に餌を食べる回数が2回ほどの方が、より安心して彼らに運動をしてもらえる餌の回数だということです。

またドライフードは消化と吸収に時間を要する傾向があり、さらには消化不良を招きやすいと私たちは考えています。

ドライのまま餌を食べさせ、そして運動や散歩をさせることは、消化不良をさらに招く恐れも考えられます。

愛犬は言葉で、「お腹に食べ物が残っているか、もう少し休んでからにして。」と、私たち飼い主には伝えることができません。

多くの犬は食べたい欲求や、散歩に行きたい欲求を、あるがままに表現してしまいます。 だから食べた直後でも、飼い主さんがリードを手にすれば、行きたい行きたいと、アピールをするものです。

「そうかい。もう散歩に行きたいんだね。」

というように、彼らのアピールを真に受けてしまうと、これはとても危険な行為につながります。

散歩や運動は、空腹状態が安全だと私たちは考えています。

ドッグフードや餌の回数は、上述のことなどを踏まえて、回数と与える時間帯、できれば与え方も考えてみると、きっと愛犬にとってもよい効果となり得るでしょう。

犬は空腹は嫌いだけど慣れている

愛犬の空腹状態を意図的に誘うのは、あまりにもかわいそうだと感じる飼い主さんも少なくないものです。

しかしその空腹状態を飼い主さんがコントロールしてあげないと、予期せぬ事態を招くことも考えられるのです。

もちろん犬は空腹は基本的に好きではなく、食べ物があるとすぐに食べたい衝動が高まる傾向があるものです。

しかし空腹感には慣れていて、食べ物がないと分かれば、それはそれでおとなしくしようとするものでもあります。

空腹状態は、犬にとって当然のごとくあり得る状況だということを、本能的に理解していると考えられます。

自然界に暮らす犬は、家庭でペットとして飼われている犬と異なり、食べ物が安定的に手に入りません。 また自然の中で暮らす犬が、たとえ食べ物や獲物を見つけたとしても、自分でそれを獲得しなくてはなりません。

つまりすでに空腹の状態で、さらに自分の体を動かす必要があるのです。それは食べ物にありつくためであり、生きるためであり、子孫を繁栄させるためです。

そのため、空腹状態が当たり前であることを犬はよく理解しており、身体もそれに対応するようにできています。

これは私たち人間にも同じことが言え、人の歴史も空腹や飢餓との戦いの歴史でした。

私たち人間は、この戦いに頭脳で挑み、食べ物を安定的に獲得するために、農業や家畜という文化と技術を向上させてきたと言えます。

動物は空腹の時は、無駄なエネルギーを使わないように心がけ、体力を温存しようとする傾向があります。 つまり、じっと待っているようにする傾向があるのです。

特に家庭で飼われている犬は、時間になると飼い主さんが餌を与えてくれることを、とてもよく理解しています。

自然界とは異なり、自分で空腹の最中、体を動かして獲物を追いかける必要はないのです。 これだけでも、犬にとって非常に幸福な環境だと言えると、私たちは考えています。

愛犬が空腹であることがかわそうだと思うか、それとも、自然的なことだと考えるか、これは飼い主さんの行動に大きな変化をもたらす要素になるでしょう。

私たちが思うに、愛犬は必ず、食べものにありつけるのです。 大人しく待っていたり、飼い主さんとのルールを守りさえすれば、非常に栄養価の高いドッグフードを、いつも食べる権利があるのです。

これはとても大きな喜びと幸福を、愛犬は感じているだろう、というのが私たちの基本的な考えであり、スタンスでもあります。

食べ物をもらう条件を教える

犬は子犬でも成犬でも、飼い主さんとのルールや要求を覚えたりすることは可能なものです。 そして自分から言うことを聞こうとするときは、空腹の時が多くあるものでもあります。

空腹の時に、どうすれば食べ物(ご褒美のおやつ等)をもらえるかということを愛犬に自発的に考えさせて、しつけトレーニングを行うことを、オペラント方式と言います。

オペラントには「条件づけ」と言う意味があります。 つまり、食べる(犬側の要求を満たす)ためには、何かをすると可能か、と言う条件を犬に覚えてもらう手法であり、食べ物をもらうたびにオペラント方式でルールを教えたり、あるいはしつけをすると、愛犬も覚えやすいと言うことです。

食べ物を前にすると、それを早くもらうために犬は必死で何かをしようとします。 座ったり、伏せをしたりします。

または吠えたり、くるくると走り回ったりなどもあるでしょう。

この時、飼い主が犬にやってほしいことをした時に、食べ物(餌やフード)をあげます。

この繰り返しをすることで、やがて犬はこちら側がやってほしいことと食べ物がもらえるということを条件として記憶していきます。

この条件が、飼い主さんとのルールであり、こちら側が愛犬にやってほしいことを覚えてもらう内容となります。

逆にやって欲しくないことを愛犬がやっているときは、食べ物を与えないことで、この行動では食べ物をもらえないという条件を教えてあげることも同時に可能となります。

やって欲しいことと、やって欲しくないことは、愛犬が自発的に考えて、いろいろな行動で答えを見つけようとします。

何かを食べる際には、飼い主さんにとって好ましい条件を設定してあげるとよく、これは繰り返しが必要となります。

しかし、餌の回数が多かったり、空腹感を感じていない時と言うのは、言うことを聞こうとする気持ちが生まれにくいといえ、条件づけやしつけも難しいと言えるでしょう。

小分けに与えること

ドッグフードや餌の回数を小分けにして与えることも、空腹感を上手には利用しにくい状態を作りやすく、条件付けは困難になる傾向でしょう。

また1日に回数多くドライフードをそのまま与えていると、犬はドライフードの消化吸収する時間がかかるので、消化不良を頻繁に起こす可能性もあるでしょう。

ドライフードなら少ない量を与えることは、消化不良を与えないことにもつながり、確かに望ましいのですが、1日に何回もそれがあることが逆に消化不良を招きやすいと言えるかもしれません。

いつもお腹の中に食べ物がある状態を作るのは、消化器官を休ませることを困難にし、また条件づけをしようとしても愛犬は(空腹で)困っていないので、言うことを自分から聞こうとしてくれない傾向があります。

しつけの効果のためにも、私たちは1日2回にしました 犬の空腹感を利用しながら、こちらのしてほしいことを自分からやってもらえるようにするため、最終的な結果として私たちは、1日2回と言う回数で餌を与えることにしました。

これは、運動するときは空腹状態が望ましいことも重ねて、このような決断をしました。

あなたもご自身の1日のスケジュールや、愛犬の状態をよく考えて、程よい空腹感を持ちながら、それでいて餌を食べる時は飼い主さんの言うことを聞こうとする状態を作れるように工夫するとよいでしょう。

また食べ物を与える際に、主従関係が逆転していると、要求が激しかったり、落ち着きがなくなるワンちゃんもいたりします。 このような場合は、非常に興奮をしており、ストレスを多く感じていると言えます。

主従関係が成り立っている飼い主さんと愛犬では、たとえ愛犬が空腹であっても、基本的に寝ていることが多く、興奮もしていません。 さらに、料理をしているときや、家族が食事をしている時も、自分の順番はその後だと理解しているので、美味しそうな匂いが家中に漂っていても、寝床で寝て待っているようになります。

興奮はストレスを感じている状態であり、とても体に負担をかけている状態だと言えます。

愛犬と飼い主さんとの主従関係が逆転してしまうことは、愛犬が自分の欲求や要求を満たそうとするたびに、飼い主さんに吠えたり、騒いだりして、ストレスを感じていると言えます。

つまり、愛犬は人を従わせる立場になると、むしろストレスが多くなる傾向にあるのです。 なぜなら、私たち人間は愛犬がいくら可愛くても、常に彼らの思い通りに動くことはしないし、それは不可能だからです。

人には人の生活があり、それを優先するのが当然の判断だと言えます。

ところが愛犬からしたら、もし自分が飼い主さんを従わせていると言う勘違いをしていればいるほど、自分の要求を聞かない飼い主に対して、「どうして言うことを聞かないんだ!」と怒りの感情とストレスがこみ上げている状態になりやすくなります。

人でも同じくそうですが、怒りは最も強いストレスであり、強い興奮状態であるものです。 愛犬は飼い主さんに従っている方が、よっぽど安心して過ごせる、これが私たちの実体験から得た答えになります。

1日2回、大人しくしていれば必ず、飼い主さんが食べ物(餌)をくれる。これを愛犬は理解し、そのためなら進んで飼い主さんに従おうとするでしょう。

犬との生活は、言葉ではなく、お互いの要求を食べ物を通じて伝え合い、どうすればお互いの要求が満たされるかを繰り返し繰り返しおこなっていく必要があります。

もしすでに要求吠えなどが頻繁にあるなあら、餌の回数を減らし、3回以内にとどめ、上手に空腹感をコントロールしてあげると良いかもしれません。

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