犬の 餌台 についての必要性は「ある」という理由

犬の 餌台 についての必要性 犬にとって 餌台 が必要かどうか、これについては賛否両論あるそうですが、私たちの体験から言わせていただくと、すでにお分かりの通り、必要だと感じています。 その理由には大きく分けて二つあります。

犬の 餌台 についての必要性は「ある」という理由

一つ目は、特に大型犬については、餌を食べるときに空気が一緒に入り込みやすく、胃捻転というリスクが考えれらることです。

二つ目は、空気が入り込むと犬の胃袋が気がつかないくらい長い時間をかけて伸びていくリスクがあるということです。

この二つは実際に私たちがラブラドールで体験した事実でして、餌だけではなく、水を飲むときにも台を使うことで解決した経緯があります。

実際の経緯を簡単にご紹介します。

〜最初は 餌台 (フードスタンド)無しで餌を与えていた〜

実は最初は 餌台 (フードスタンド)無しで毎日餌を与えていました。 私たちのラブラドールは、餌の時間になれば、 餌台 があろうがなかろうが全く関係なく、彼は食意地が張っていたので、基本的に食べたいという衝動が強く、どんな状況でもガツガツと餌を食べていました。

 餌台 (フードスタンド)の存在など全く気にも留めず、彼は床にフードが置かれ、それを嬉しそうに食べているとしか私たちも思えませんでした。

しかし、彼が4歳になるかという頃、食後のお腹が尋常ないくらいに大きくなっていることに気がつきました。

と言うよりも、彼は食後はいつもお腹が大きく膨らませていましたが、数時間もすれば元に戻っていました。

しかし3から4歳頃になると、このお腹の膨れがびっくりするくらい大きくなっていることに、私たちもようやく気がついたのです。

「犬の食後はこんなものだろう・・・。」

それまで大型犬を飼う体験のなかった私も、家族全員があまり心配もせず、そのままを繰り返していました。

しかし、大きくなったお腹は次第にしぼむ(元に戻る)ことが少なくなり、犬自身も夜も眠れないほど苦しそうに泣くようになったのです。

毎晩のようにクイーン、クイーンと泣いていましたが、何が原因であるかさえ、全く気がつきませんでした。

そこで夜遅く帰った私に、苦しみを伝えるように泣いていたので、私は彼の様子を見に行きました すると、全くお腹の大きさが元に戻っておらず、オスのラブラドールですが、メスが妊娠した時以上のお腹の大きさになっていたのです。

深夜に救急動物病院に行き、胃カメラをしたところ、彼の胃が伸びすぎて胃の形がなかなか把握できないようでした。

この時、胃捻転を防止する手術も提案されましたが、お腹を大きく開ける為、これからの体力や、まだまだ全力で走らせてあげたいと言う思いがぬぐいきれず、それはどうにか避けたいと考えました。

そこで色々と考えた挙句、実際に私たち自身が犬が普段食事をしている高さ、つまり、床に向かって下向きに食べる実験をしてみたのです。

とても恥ずかしいことでしたが、これを実際にやってみないと本当の原因がつかめないと言う実感がありました。

お皿に食べ物において、それを床に置きました。

水も隣において、食べ物と水を飲み込んでみようと実験してみました。

そうすると、この体制はとても飲み込みにくいだけでなく、全く手が使えない為、空気を一緒に飲み込むようにして食べなくてはいけないと気がついたのです。

餌だけでなく水も犬と同じように飲んでみました。

そうすると水は、餌を食べるよりも多くの空気を含みながら飲み込む必要があることに気がつきました。

彼らは手(前足)が一切使えないだけでなく、舌で水をすくい上げて、水がこぼれないうちに飲み込まなくていけません。

しかもほとんど真下を向いた状態ですから、舌で一生懸命に水をすくっても、すぐに水は口の中からこぼれ出てしまいます。

だから空気が一緒だろうと何だろうと、急いでわずかに残った水を飲み込み続ける必要があることに気がつきました。

これが大量に空気と一緒に食べ物も、水も飲み込んでしまう原因だと、すぐに気がつきました。

この実体験が、私たちが 餌台 を置くことが望ましいと考えるきっかけとなりました。

大型犬は小型犬と異なり、腹圧が低い傾向があるようです。

その為、飲み込んだ空気もゲップとしてすぐには出ないことがあり、実際にうちのラブラドールもそうでした。

そして空気がずっとお腹の中に留まり続けていきます。腹圧が低いと飲み込んだ空気はすべて出てくれないのです。

そして食事の時間や、水を飲みたくなれば、その上からさらに餌や水を空気と一緒に食べてしまいます。

そうすることで、胃袋は空気をさらに入れ込み、膨れ続けます。 これによって胃袋が伸びてしまい、さらに腹圧が下がり、お腹は元に戻らなくなっていくのです。

またさらに、大型犬の口元(唇の部分)は筋肉がなく、だるんとしているものです。

人間のように唇を窄ませることができないので、大型犬は特に、空気が含まれやすいと考えました。

予測はその通りで、柴犬よりも、大型のラブラドールの方がとても多く空気を飲み込みやすいようでした。

さらに彼ら大型犬は口も大きい為、一度に入り込む空気の量も、かなりの量を飲み込んでいることがわかりました。

このような経緯があり、 餌台 を作ってみよう、試してみようと思いました。

〜 餌台 をDIY(自作手作り)して利用した結果〜

大型犬は特に小型犬と異なり、犬用のグッズが豊富にないのが実感です。

また 餌台 やフードスタンドと言っても大型犬用の高さや、私たちが最適だとする高さを実現しているものは、見つけることができませんでした。

確かに大型犬の 餌台 が全くないわけではないのですが、ホームセンターや店舗にはまずおいておらず、ネットで探しても、私たちが求めている高さのものがなかったのです。

その為、自作しないと最適な高さの 餌台 を手にすることができませんでした。

早速材料を買い揃え、まずは胃袋が伸びきってしまったラブラドールで試し、その後には柴犬も 餌台 を自作して試してみました。

その結果、伸びきってしまった胃袋も時間の経過とともに元に戻り、食後あんなにパンパンに膨らんでいたお腹も、全く膨らまなくなりました。

腹圧も戻りゲップもすぐ出るようになり、夜も毎晩ぐっすり眠っています。

柴犬も飲み込む空気が少なくなったようで、食後のゲップがかなり減少して、さらには食べやすいようでした。

 餌台 もそうですが、水も高さをつけて与えることが望ましいと、私たちは経験上から考えています。

また 餌台 の最適な高さは、犬の頭の高さによって異なると考えています。

最適な高さについては、別ページにて紹介しますが、この 餌台 を使わないで、そのまま床に餌をおいて与え続けていた事を、今考えるとゾッとします。

なぜなら、空気を飲み込み続け、そして大量にフードと空気が入っている時が、胃捻転のリスクが非常に高いからです。

また食べ物がなくても、水と空気でも同じく胃捻転のリスクはとても高くなります。

胃の中に大量に空気と水や食べ物が入っている状態で、 例えば食後にゴロンと寝返りをしたり、あるいは遊びに夢中になってゴロンとしたりすることによって、胃捻転は非常に起こりやすいと言われています。

私たちはドッグフードを水やぬるま湯で十分にふやかしてから与えていますが、これがドライフードのままだとさらに胃捻転の危険性を高めます。

なぜなら、ドライフードは、胃の中で水分を吸収していき、その重さや大きさが約2倍ほどになってしまうからです。

これには少なくとも2から5時間の間は、そのような状態が多く、飼い主さんも、愛犬自身も忘れかけた時が、一番胃の中でフードが膨らんでいると言う状態です。

そして良かれと思って遊んであげると、胃捻転を引き起こすと言うことがあるのです。

〜 餌台 (フードスタンド)についての現状〜

現状では獣医師さんに質問をしても、 餌台 (フードスタンド)の効果や胃捻転リスクの軽減については、あまり明確な答えがないものだと思われます。

まだ今のところは論文やデータもきっと少ないか、全くないのでしょう。

それもそのはずで、私たちが救急病院の獣医師や、その他の獣医師に相談しても、「 餌台 」「フードスタンド」「空気を飲み込む」と言った言葉は一切出てきませんでした。

これは獣医師さんが悪いと言うことではなく、確たるデータや論文等で立証されているものを中心に、診療や診断をするはずですから無理もないかもしれません。

このようなリスクを避けるには、飼い主さんの愛犬に対する思いが、とても大切になっていくのだと、私たちは思っています。

獣医師というプロでさえ、知り得ない情報や、現状があるものです。

それをしっかりと見極めるには、愛犬と同じような状態を体験してみると、彼らの内なる声も聞こえてくるかもしれません。

獣医師さんはとても頼りになる存在ですが、実際にいつも触れ合っていて、犬と付き合っているのは飼い主さんであり、家族である自分ということを忘れないことも重要でしょう。

私たちも事実を目にしてから、具体的な行動や対策を考えていて、何か問題があればその繰り返しのようなものです。

大型犬を飼っているなら、特に空気の侵入やその原因には注意をした方が良いでしょう。

また 餌台 は空気を含ませない為の方法だと考えられますが、上述したようにドライフードと与える餌の量も大切だと気がつきました。 ドライフードは10時間ほどで消化されるそうですが、胃の中では水分が吸収されていき、何倍にも膨れることがあります。

与える餌の量が多いと、胃の中で膨れる量と重さも大きくなっていくことになります。 食後時間が経過し、胃の中でドライフードがパンパンに膨れた状態で、遊んだり、寝転んだりすることで、胃捻転することもあると、かかりつけの獣医師さんから聞いたことがあります。

ドライフードがいけないことはないでしょうが、私たちは実験で、水やぬるま湯でドライフードを40分から1時間ほどつけておくと、かなりの大きさに膨れていることを知りました。

水でふやかす前の写真

ふやかした後の写真

上の写真は水でふやかす前と後の写真です。かなりカサが増えていることがわかると思います。この餌では水で2倍くらいは膨らんでいます。

これが目では確認できない胃の中で、飼い主も、犬自身も気がつかないまま、実際に起きているということです。

私たちはこれらの体験から、ドッグフードや餌は、量に注意を払う事と、与える前から完全にふやかしておく必要性を感じました。

犬は苦しいとか、辛いということを直ぐは教えてくれないし、また教えてくれていても私たち飼い主には理解ができないことがほとんどです。

これら愛犬のサインを確実にわかっていれば、胃袋があんなに伸びることもなかっただろうし、あんなに苦しい夜を毎晩体験することもなかったでしょう。

愛犬の言葉を理解したくても、それはできないことである事実を、私たちは痛感しました。

だからこそ、犬と同じように実験してみないと、事実は判明しませんでした。

これはきっと獣医師さんに聞いても、そのような実験はしたことがないかもしれません。

愛犬を思う飼い主さんでしか、それはできないものだと言えます。 もし、あなたの愛犬が 餌台 を使っていないなら、大型犬、小型犬に関係なく、是非とも使用を検討してみてください。

または、あなたも一緒になって、食べるマネや、水を飲むマネをしてみてみるのも良いでしょう。

愛犬が実は、結構苦しみながら飲食をしているのだなと実体験でわかれば、今までの当たり前だった光景や意見、全く同じように疑いなく周囲の人が行なっていることに、疑問を投げかけることができるかもしれません。

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