子犬の ラブラドール に必要な「しつけ」とは

 子犬期に重要なラブのしつけについて

子犬期でもしつけ、つまり家族と愛犬のルールを教えることを、私たちは始めた方が良いと思っているし、子犬であっても、それは新しい環境に来た時から始まっていると思っています。

 ラブラドール の子犬は多くの場合、ブリーダーやペットショップなどで数ヶ月を過ごし、それからあなたの家にやってくることがほとんどでしょう。

つまりこれは、その子はすでに、以前の環境やルールを覚えていて、それがあなたの家に来た時から変わることを意味しているものです。

以前は許されていたことを、 ラブラドール の子犬は当たり前のようにやってきます。

吠える、噛み付く、餌を要求するといったことを、ペットショップやブリーダーがしつけていなければ、それをあなたの家に行っても許されているものと思い、行動にしてくるでしょう。

ペットショップなどが、餌などを与える時や、子犬をしつけることはほとんどないでしょう。

私たちも何度も何度も、いろいろなペットショップに行って、子犬たちがご飯やトイレをする場面を見てきました。

私たちが目にした現状は、しつけをしていたペットショップはなく、餌の要求吠えをしていようが、トイレトレーの上で寝ていようが、子犬はそのままでした。

これが決して悪いということはないと思います。 現状として、私たち日本人が子犬を欲しいと思った時、このような状況がほとんどであるだけで、それはご家庭でいかようにも改善できることだと思います。

私たちの ラブラドール も、ペットショップから購入し、そして彼も、ペットショップで許されていたことをそのまま、

私たちの家でもやっていました。 彼の場合、特に多く、そして激しかったのが、餌の時の要求吠えでした。

私たちが餌の準備をしようとすれば、遠くで袋を開けようとするだけで、「キャン!キャン!」と吠えに吠えまくっていました。

このまま与えてしまう飼い主さんもきっと多く、「はいはい。今あげるからね。」と人として優しい一面を見せてしまうでしょう。

私たちも、こんなに泣いて喚くということは、さぞかしお腹が空いたのだろうと考えました。

しかし、「このまま与えていいのか?」という考えも同時に浮かびました。

家族の中には、かわいそうだから早く与えようという者もいれば、これは要求吠えで、このまま与えるのは良くないのではないか、という意見の食い違いが彼がご飯のたびにあったものでした。

先ほどの家族で決めておくルールの中でもお伝えしましたが、私たちは本当にお恥ずかしいことに、彼が家に来てから有名なドッグとレーナさんの書籍やDVDなどで学び、そしてしつけをする方法と家族のルールを決めていきました。

成犬になってこの子をダメ犬だと思いたくないし、お互いせっかく出会えたのだから、楽しくて幸福な人生の時間にしたい。

このような思いが、餌を求めて泣いている彼の姿を見て、色々と考えるきっかけでした。

私たちはそのような思いから早急に勉強と考察をし始めて、ルールが確定したのが、彼が家に来て1週間から2週間くらいのことです。

自分たちもできていなかったことを、もしかしたら初めて ラブラドール を飼うかも知れないあなたにお伝えすること自体、本当におこがましいことで、自分でも恥ずかしい思いがあります。

しかし、「やっておけばよかった。」という後悔は、時間が経過してからでないと、わからないことばかりです。

今思えば後悔することもたくさんあり、それでも私たちはかなり彼にしつけたルールは、周囲の飼い主さんからすると「かなり厳しめ」だったと思います。

散歩中もしつけトレーニングをしながらでしたので、よく「警察犬の訓練ですか?」とか、「盲導犬の訓練ですか?」と聞かれたことがありました。 (散歩中はリードを引っ張らない、飼い主よりも先に歩かないというルールのしつけを頑張っていた時期です。)

後悔がある中でも、やっぱり私たちはルールを決めて、彼に覚えてもらうしつけをやってよかったと思っています。

彼はしっかりと覚えてくれたし、それを今でも風通にやってくれています。

なぜ普通にやってくれているかというと、このルールに従ってれば飼い主さんは散歩に連れて行ってくれるし、ご飯もくれるし、安心できる環境と場所でぐっすりと寝かせてくれるということが、長い期間と繰り返しの体験によって理解してくれるからと思っています。 話が逸れてしまいましたが、つまり、 ラブラドール が子犬であっても、その時期から必要なしつけというのはあるのです。

まずは要求吠えをしても意味がないことを教えることと、甘噛みをしてはいけないことを教えることは、とても重要だと個人的に感じています。

要求吠えをするのも、ペットショップなどで、餌の時間になると吠えて、吠えたらご飯が出てくるという体験を記憶しているからだと言えます。

「なんだお腹が空いたら吠えれば、この人は食べ物を渡すじゃないか。」 そのように記憶してしまうと、空腹になる時や、餌を用意しようとした時に、子犬は激しく吠えることを習慣にしてしまう可能性が高いと言えます。

しかし事実は、ペットショップの店員さんは餌を与える時間になり、当然なまでにその仕事をしたまでなのです。 子犬は店員さんがそのような理由で自分に餌を与えとは考えないでしょう。

私たちの ラブラドール は、「これがあの賢い、盲導犬にもなれる犬種か?」と、心の底から疑ってしまうほど、吠えまくったのです。

この要求吠えは、この家の中で声を荒げても良いことを子犬に許し、何かがあれば吠えるようになる性格と習慣を見つけてしまいやすくなります。

家の中では吠えてはいけないことを、まだ小さな彼に伝えるには、吠えても餌などやってこないことを、体験的に教えるほかありませんでした。

その方法として、人間が食事を済ませてから、子犬の餌の時間であり、いくら泣いても喚いても、人間の食事が終えるまで与えられないことを教えました。

そしていよいよ自分の番だとなると、また激しく吠えまくるので、餌を持って吠えたら元に戻して座る、泣き止むまで待つ。泣き止んだらまた餌を持ってみる、泣いたら戻して座る。ということを、餌が自分の目の前に到達するまで繰り返しました。

泣いても餌は目の前にやってこない。

泣いたら餌は遠ざかる。

泣いたら良いことが起こることはない。

これはペットショップで(自然的に)覚えたルールとは真逆であり、また私たちとしては逆になってもらわないと困るわけです。

しかし驚くべきことに、自分の ラブラドール としての実際の体験的実感ですが、覚えるのはとても早いと思いました。

これをマスターするのに、1週間か、それ以内の期間で、彼は見事にルールを覚えてくれたのです。

私たちが食事中も吠えることなく、目の前に餌が運ばれるまで、一切吠えなくなりました。

嬉しいのが、ケージやクレートの外にいて、私たちが食事していても、じっとただ自分の番になるのを待ってくれていたことです。

食べ物を与える癖をつけることは、それで良いということを子犬に実体験として教えることであり、許してしまうことを意味します。

私たちはそのような行為を一切やらなかったので、家族が目の前でご飯を食べていても、自分の寝床で寝ています。

与えることは「それで良い」ということを伝えること。 この認識を持っておくと、家族のルールを子犬も守るようになるし、やって良いこととやってはいけないことを体験的に知るようになるでしょう。

〜甘噛みのしつけ〜

あと重要なことが、甘噛みのしつけでした。 甘噛みのしつけは、不要だと考えている飼い主さんや、子犬のうちは本気ではないから問題ないと考えている飼い主さんは多くいるようです。

しかし甘噛みはやがて、本気噛みに発展していく可能性が高くなります。

子犬でまだ本気で噛んでいないから大丈夫と思うでしょうが、問題が顕在化するのはそれが本気噛みになった時です。

私たちは絶対に人に歯を当てないように気をつけました。 甘噛みをした時は、かなり厳しく、首根っこ掴んだりと、歯を当てることは良くないことであり、それはしてはいけないことだと伝えました。

また私たちの ラブラドール は甘噛みがひどかったのです。

子犬の時の彼は、まるで私たち人間を試すように、ちょっとだけ歯を当てたり、一度歯を当てることができたら噛んできました。

歯を当てることや、甘噛みをさせるということは彼に、「噛んでもいいよ。」「人に歯を当ててもいいよ。」と伝えていることであり、さらにもっとも最悪だと考えていたのが、主従関係が逆転してしまうことです。

甘噛みは、どちらが上でどちらが下かを子犬が決めようとしている、犬特有の習性であることを知りました。

甘噛みを許すことは彼の中で、「よし、君は僕の下なんだね。」ということを体験的に覚えるのに大きな手助けをしてしまうのです。

子犬がいつ、本気噛みになるかは飼い主さんであってもわからないものでしょう。

気がつけば、本気で噛んできたということがほとんどだと思います。 できることなら、主従関係のことも含めて、この甘噛みに対する家族内のルールを明確にしておくことをお勧めします。

〜誰かがいつもいるように〜

子犬期の ラブラドール に限らないことですが、子犬のうちは家族の誰かがいつもそばに居られることが望ましいでしょう。

例えばケージやクレートの中で眠っていて、起きたらトイレなので、すぐに出してトイレをしてもらうこと、トイレトレーニングを少しずつ行うことは、とても重要です。

きっとそのような環境を作ることが難しいため、大きめのケージやサークルに、トイレと寝床を一緒においてしまうケースが多いと思います。

いつでも起きたらトイレをさせること、あとはずっとぐっすりと寝てもらうような環境ができるとよく、そのためには家族の誰かが、そのルールのもと、いつも子犬のそばに居てあげることが大切だと思います。

家族の誰かがいて、動いている音がすることは、子犬にとっても大きな安心材料となるものです。

子犬から ラブラドール を飼う時は、そのような環境ができるかという検討をしておくと良いかもしれません。

〜 ラブラドール の子犬のしつけ、首輪とリードになれるトレーニング〜

私たちは子犬の時から、首輪とリードを早々につけるようにしました。 なぜなら、急に散歩だからと言って首輪をつけると、その違和感から子犬がとても嫌がったり、散歩に集中してくれないからです。

 ラブラドール の子犬につけるリードは、小型犬サイズなどを用意するのではなく、まずはリボンのような紐で、首回りを結んであげるだけで十分でしょう。

私たちもこれを実践していて、子犬の時の彼にリボンをつけようとした時、かなり反抗されましたし、リボンを結んでからも首を何回も降ったりと、最初は居心地が悪いと感じていたようです。

しかし1日もつけていれば、まるでなかったようにずっとリボンをつけています。

リボンだけでなく、首に何かを巻くということに慣れてくれたのです。

それから首輪をつけるときはすんなりとつけられ、何も嫌がることはありませんでした。

そして首輪に慣れてくれたら、今度はリードをつけるという「しつけトレーニング」が大切でしょう。

これは何のためのしつけであり、トレーニングであるかというと、家の中を移動する時はリードをつなげて移動し、興味本位で入ってはいけない部屋に入ろうとしたら、ぶっと手前に引き、入ってはいけないルールを教えるためです。

子犬の時に入った部屋は、自分のテリトリーの一つとして認識されることになり、それが広いほど、彼は家の地主になってしまうのです。

「ここも、ここも、そしてこっちも、僕の領土だ!」

このような認識を許していくと、やがて愛犬は家全体がテリトリーになり、それを守ろうという防御反応が生まれていく傾向となります。

この防御反応は、例えば家の外で他の犬が通った、猫が通ったという時に、吠えて威嚇し、追っ払おうとする行動に出やすくなります。

飼い主さんがいくら口で「だめ!」「吠えないの!!」と注意しても、愛犬はおそらくやめないでしょう。

なぜなら、自分の大切なテリトーを守ることの方が、本能的に重要だと思っていいルカと言えます。

だからリードをつけて、愛犬が通っていい道を覚えてもらい、愛犬のテリトリー(守るべき大切な場所)を特定の場所にしてあげる工夫が必要となるのです。

愛犬が家全体を自分のテリトリーだと勘違いすると、やがて落ち着いて眠ことも、休むことも困難になっていきます。

このケースになりやすいのが、室内での放し飼いであると言われています。 室内で放し飼いにすると、愛犬は自由で、留守番中も遊んだりして良いだろうと思ってしまいますが、私たちは全く逆のことをしてきました。

つまり、留守番中はクレートやケージの中にいて、ただ寝て待っていれば良い。ということを覚えてもらったのです。

最初は帰れば起き上がってきてくれましたが、数日もすると帰ってきても寝たままで、目線だけ会う程度になりました。 飼い主さんの感情からすると、寂しいなと思うかもしれませんが、それだけ彼は、安心していたということを意味しているものです。

彼は自分は一切、気を張る必要はない、ということをこのしつけで知ったのです。

このように家を歩かせるときや、家にいるときも、リードを使い行動を制限し、行動して良い範囲を繰り返し覚えてもらうことで、きっと愛犬は覚えてくれると思っています。

この他にもより詳しい子犬期に私たちがやってきて、とても効果的だったしつけやトレーニングは別のページで詳細にお伝えしていますので、そちらをご覧になってください。

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